たびがすき~絶景に会いに行こう‼~

西日本を中心に旅先で出会った絶景を紹介する旅ブログ

にこ淵~仁淀ブルーを求めて①~

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にこ淵~仁淀ブルーを求めて①~

SNS映えする青い○○」とか、「死ぬまでに行きたい絶景スポット○○ブルー」とか

見てみたいですよね~

行ってみたいですよね~

目に焼き付けて、写真撮って

映えること間違いなしだし、「いいね」量産だー!!ぐふふ!!



で、どこにあるの?

 


◎青い池・・・北海道

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◎神の子池・・・北海道

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慶良間諸島の青い海・・・沖縄県

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行きたいけど..遠いです。。。近場にないの?

 

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では 良い旅を。。。

 

 

 

『待たんかい!!


「青い 川 池 関西」で検索して出てきた「関西の自然景観・絶景ランキングTOP10」開いたら

まさかの


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って。   
大手宿泊予約サイトのくせに、機能停止するとは。。。



ちょっとふざけた感じで始まりましたが、今回ちょっと悩んでます。

 


絶景を紹介するブログを始めて、実際に行ってみたり、調べてみたりするほど、
何故そこに絶景があるのか、何故絶景となったのかを深く考えるようになりまして、、、

絶景を気軽に紹介することは本当に良いことなのだろうか

沢山の人に絶景を見てもらうためには、その絶景を守っていくことが大切なのではないかという気持ちになっています。



ご紹介するのは、愛媛県高知県を流れる一級河川である仁淀川の支川川にある「にこ淵」です。

仁淀ブルーという言葉はTV番組で紹介されるやいなや、全国にその名が知られ一気に観光名所となりました。

 

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アクセスポイントは「にこ淵」です。

 

仁淀川とは

四国最高峰「石鎚山」に源を発する面河川と、三坂峠から流れる久万川が、御三戸(愛媛県久万高原町)で合流して形成された全長124キロメートルの川。
四国山地を南下し、やがて高知県高知市土佐市付近で太平洋へと繋がっている。
日本一きれいな川と言われ、その透明度は40m先まで見通せるという。

 

 

にこ淵とは

仁淀川の支流の源となっている滝つぼ(淵)であり、山々に囲まれひっそりと美しい水をたたえるその淵には、水神の化身とされる大蛇が棲んでいるとされています。
そのため近隣の方々は神聖な場所として、あまり立ち入って欲しくない場所と考えています。

しかしその美しい姿を見るため近年では観光客の足が絶えない場所となっています。

 

 

にこ淵で仁淀ブルーを見ることができる時期

8月中旬から1月中旬と言われています。それ以外の季節では川に藻が多く発生するため、青よりも緑に近い色に見えます。
また、日光が直接差し込む時間帯である11:00~15:00頃が最も青く見える時間帯です。

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時期外れにいくとやっぱりちょっと緑がかっています。

 

 

仁淀ブルーが青い理由

日本一の水質と言われる仁淀川

青く透き通ったその美しさはどうやって生まれたのか


仁淀ブルーを生む最大の要因は周りを取り囲む四国の山々の豊富な大自然です。

急峻な地形によって川の流れは速くなり不純物をあまり蓄えることなく流れることにより、透明度が保たれています。

しかし不純物をまったく含まない水は無色透明であり青い色にはなりません。
仁淀川四万十川が青い色をしているのは微細な鉱物(石灰石等)を含み、そこに太陽光が差し込むと波長の短い青い光だけが反射され「青く」見えるのです。

それだけがこの美しい清流を作っているのではありません。
仁淀川、にこ淵の周辺は険しい山々に囲まれているということもあり、今まで殆どの人々を近づけなかった為、汚されることなくその清流を保っているのです。

水神の化身とされる大蛇が棲んでいるという言い伝えや、近づくとあまり良くないことが起こるなど言い伝えらえてきたことも、神秘的な美しさを保ってきた大きな理由であると考えると、うかつに立ち入ることは遠慮すべきではないかと考えてしまいます。


地方にとって、観光客を誘致することは観光客からの収益を得られる重要なことであり、こうした新たな観光スポットが生まれることは、その地区にとって生命線のひとつともなっています。
しかしながら、多くの人が集まるということは、少なからずよからぬ事をする輩が現れることも事実で、

神聖な「にこ淵」にカヤックを浮かべて遊ぶなどという言語道断な事をしでかす者が現れるという始末。


安全に十分に注意し、ゴミを捨てたりしないことは当然の事ですが、
何故このような神秘的な美しさを保ち続けていたのかを今一度考えて欲しいものです。

様々な偶然や自然の恵みが幾重にも重なりできた神秘の仁淀ブルー。
訪れる際には、美しく神秘的なその姿を育んでくれた大自然に敬意を払い、これからの長い年月も美しい清流を、自然の恵みを見ることができるように、土地の人任せにせず、訪れる人も含め皆で守っていかなければならないのではないでしょうか。

 

にこ淵通行止め解除のお知らせ

しばらくの間通行止めになっておりました
いの町清水の「にこ淵」への歩道は、本日(平成30年8月24日12時)をもちまして、通行止めが解除となりました。

大変、長らくお待たせいたしました。
仁淀ブルーの聖地「にこ淵」を今後ともマナーを守ってお楽しみいただければと思います。

https://www.inofan.jp/traffic/%E3%81%AB%E3%81%93%E6%B7%B5%E3%80%80%E9%80%9A%E8%A1%8C%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/3203/

 

崩落と落石の危険が高いためしばらくの間立ち入り禁止となっていたにこ淵ですが
一部階段が整備され、立ち入り禁止が解除されたようです。


 

にこ淵に行く準備

・服装

にこ淵に行くには近くの道路から、急な階段や、ロープ、鎖を使って崖をくだる必要があります。

・運動靴

・軍手

・汚れても良い服装

水辺ということもありますが、周辺は滑りやすくなっている可能性が高いです。サンダルや、ヒールのある靴で向かうのは大変危険ですのでお辞めください。


にこ淵へ行く方法

にこ淵は人里離れた山の中にあるため、公共交通機関で行くことは難しいと思います。たとえば、近隣の駅(路面電車)である「いの駅(とさでん伊野線)」からは徒歩で8時間以上かかります。

 

 

 

・レンタカーをで行くには

高知駅周辺でレンタカーを借りた場合、約1時間10分

途中の道は大変狭くなっていますので十分にご注意ください。

 

 

 

コンビニエンスストア・スーパー

にこ淵に向かう国道194号線に入ると、途中のコンビニは「コンビニMOMA」さん一軒のみとなっています。
あとは、地元スーパーの「門田ストアーリカー&フードかどた」さんがあります。

 

 

 

仁淀川周辺の絶景スポット(記事制作予定)

※下のオススメスポットは後日再訪してから記事を書きたいと思います。
仮タイトル「仁淀川~仁淀ブルーを求めて②~」

 

「面河渓」

仁淀ブルーが始まる場所


<安居渓谷>

「昇竜の滝」

落差60mの雄大な滝

 

「水晶淵」

1番の仁淀ブルースポット

 

「飛龍の滝」

その様はまるで龍が昇るよう

 

「みかえりの滝」

立ち去る時にもう一度振り返ってみたくなる

 

「中津渓谷」

癒しの県立記念公園

 

 

 

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

それでは 良い旅を YAEH!